学習支援クラス
~子どもたちの知的好奇心をかきたてる学びのあり方を追究します~
学習支援クラスは、主に小学生を対象に、子どもの発達をふまえた学習内容やよりよい学習支援の在り方について追求していきます。そのために、小学校における各教科の学習指導論及び教科内容に関する理論や子どもの実態等を学ぶとともに、それらをふまえて各教科や総合的な学習の時間等の教材開発及び授業実践の検討にも取り組んでいきます。
特徴的な授業
各教科学習指導論
小学校学習指導要領に示された各教科(国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育)の目標、内容のほか、子どもの諸発達の特徴と教科特性を踏まえた学習指導の考え方及び教材や授業づくりに必要な基礎理論について学びます。現場教員による講義、あるいは附属小学校における実地指導(授業参観と講話)も取り入れ、「初等科授業研究」と「教育実習Ⅰ」へとつなぐよう考慮しています。
- ・教材開発研究
- ・授業実践研究
- ・各教科学習指導論
- ・子どもの健康と運動
- ・子どもの音楽表現
- ・子どもと自然
- ・小学校外国語活動論
- ・総合的な学習の研究
こんな人に向いています
- ・実践力のある小学校教員になりたいという人
- ・教科教育の力を伸ばしたいという人
- ・小学校教育における学級経営なども含めて全般を学びたいという人
- ・教科内容について専門的に研究したいという人
卒業後の進路
小学校教員、幼稚園教員、中学校教員、大学職員、一般企業 など
ゼミの紹介
- 菅家礼子ゼミ
- 体育科の授業に関する諸問題を中心に研究する。たとえば「体育科の本質を踏まえ、なおかつ時代の要請にも応えうる授業の考え方や授業づくりについて」「体育科における学びの成立とそのための教師の役割について」等。
- 佐久間康之ゼミ
- 英語の文字・音声言語情報の処理および理解のプロセス(リーディング及びリスニング)について、特に認知心理学の記憶モデルに基づき、幅広い年齢層(小学生から大学生)を対象に実証的基礎研究を行う。
- 佐藤佐敏ゼミ
- 国語科教育における理論と実践の架橋を試みる研究を行います。楽しくかつ力の付く授業の在り方を探ります。
- 鈴木裕美子ゼミ
- 身体表現に関わる領域(幼稚園「表現」、小学校「表現運動」、中学校および高等学校「ダンス」)についての研究を行う。学習過程、芸術、民俗芸能、健康作り、交流など、さまざまな場面における舞踊の現象についての研究を行う。
- 浜島京子ゼミ
- 「家庭生活を中心とした児童・生徒の生活実態と学校教育との関連」、「家庭科教育の実態と課題」、「学校における新しい生活学習の取り組み」など、主に生活と教育の点からアプローチする。
- 三浦浩喜ゼミ
- 美術教育の思想や教育論・指導論の研究。また、子ども論や学校論を手がかりに、教育現場における文化活動、学級づくりなどを中心に生活指導実践の理論・実践研究を行う。
- 水澤玲子ゼミ
- 主に野生植物を対象として、生物間相互作用や分類学的研究を行う。また生態分野の教材開発も行う。
- 森本明ゼミ
- 文献講読と授業研究をとおして,算数・数学の授業過程およびカリキュラムをとらえるための視点をもつとともに、その視点に基づいた授業とカリキュラムの再構成を行います。
- 嶋英治ゼミ
- 音楽科教育の意義・目的を通して、学校教育における音楽科の立場についての研究を行う。小・中学校における音楽科の授業を見直し、授業の構成や指導内容及び指導の工夫、教材、評価についての研究を行う。
- 野崎修司ゼミ
- 文献講読や授業参観等を基に今日的な理科教育の在り方について研究します。