仮設住宅子ども支援ボランティア(笹谷東)報告

外で遊んだよ!

昨日と打って変わって、参加者は3年生3人に1年生2人の計5人。3人が初参加者。
これが通常の参加モードだろう。

仮設住宅の集会所に着いたらどこかの団体が使用中。「ありゃ」と思って、確認したらはやりこちらが正しかった。

はじめは小5と中2の元気な子どもたちと遊んでいたが、それ以上集まりそうもないので団地に勧誘のビラをまきに行く。
すると、小学校1年生の子どもが2人、勉強を教えてもらいたいという小4と中3の女の子も集まってくる。
1年生の学生が一人ひとりにていねいに対応してしっかりと勉強コーナーになっている。後半には元気のいい男の子もやってきて、風船でチャンバラごっこを始める、というのはいつものパターン。

小麦粉粘土を使ったお料理ごっこが大うけして、お母さん方も喜んで遊んでいる。カラー粘土をおもちゃを使ってパスタのように絞り出す。「これがイチゴパスタ、これがオレンジパスタ、これはコーラパスタ」などと皿の上に並べていく。

中学生の女子の将来なりたい職業クイズが大いに盛り上がり、一番上が「じょ」で始まる、といったら、1年生の女の子が「女子トイレ」といったものだから、これが大うけする。

わきでは、さっきの格闘技好きの園児らしい子が、どこからか金属製のモップの柄を持ってきてヌンチャクのように巧みに操って、学生の風船のサーベルに対抗しようとしている。
ちょっと危ないなあ、と思ってみていたら、案の定、振り回した柄の先が抜けて吹っ飛んだ。当たったのが私のすねだったので大事には至らなかったが(しかし痛かった……)やっぱりこれは危険ということで、外で遊ぶことに。
縄跳びやボール遊びを始めると、中にいた子どもたちもつられるように外に出て行く。やはり子どもたちには外遊びが似合う。

反省会では、「初めて学生の数よりも子どもの数が多かった」「初めて外で遊んだ」などの声が聴かれた。

仮設住宅ごとに、子どもたちも個性的である。

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