仮設住宅子ども支援ボランティア(佐原)報告

30分遅刻!

今回から小型バスでの移動となり、佐原は南矢野目を経由してということで、30分近く到着が遅れてしまった。「まだ、ボランティアが到着していない」という連絡を受けて、現場に急行したら、既に到着して元気に遊んでいた。
うつくしまふくしま未来支援センターの子ども支援部門のマネージャーの森先生も参加しての遊び支援である。

学生の感想から

仮設住宅ボランティアに初めて参加しました。

今回は佐原の仮設住宅にお邪魔しましたが、バスが着くと子どもたちが嬉しそうに寄ってきてくれました。
佐原地区には大きな店や遊べる施設が少ないので、週に一回でも大学生と色々なことをして遊べることは、子どもたちにとって楽しみで貴重な機会となっているのだと思いました。

また、今回実際に仮設住宅を訪問してみて、集会所は大きな役割を果たしていると感じました。
集会所に様々な年齢の子どもたちが集まり一緒に遊ぶ姿を見ていて、年上の子が幼い子たちの面倒を見るという場面がありました。
集会所が子どもたちの異年齢での関わりを増やす役割を果たしているのだと思いました。
また、子どもたち同士が関わりを持つことによって、自然と大人同士の繋がりも生まれるのではないかと、訪問してみて感じました。

今回は短い時間の活動でしたが、今後も継続して参加したいと思います。

*********************

一緒に粘土遊びをしたRくんの言葉「僕は○○小。この子もこの子も○○小。ほんとはね、あっちのうちとそっちのうちにも小学生いるよ。でもここに遊びに来ない。佐原小の子なんだ。」
こんな小さな仮設の中にも小学校の違いによる壁を感じました。

新しい粘土に目を輝かせ「混ぜてもいい?」としきりに許可を求めるNちゃん。
やっぱり混ぜたくなるんだなあ。「これだけならいいよ」といって握ってる4cm分だけ目をつぶりました。

低学年までの子どもたちは自転車が好きらしく、持ってる子に貸してもらって乗り回る子もいました。
「日曜日に自転車買ってもらうの!」と嬉しそう。

子どもたちの人間関係はかなり出来てるようです。お互いの名前も知ってるし、高学年~中学生の子たちは年下を可愛がり、小さい子もまた大きい子を追いかけるといった風です。

私たちのバスが来るとワアーと駆け寄り大歓迎。去るときも道路に出て手を振るほど。
大学生が訪れる週に一度のこの時間は、彼らにとって意外と大きなものなんですね。

« »