仮設住宅子ども支援ボランティア(郭内・北幹線・他)報告

ボランティア隊、出発!

場所:旧平石小学校仮設住宅

〈活動報告書〉

私は今回、初めて、子ども支援ボランティアに参加し、初めて仮設住宅に行きました。
もともと子どもの人数も少なく、本日は学校のほうでも集まりがあったようで、小学生の参加はなく、中学生一人のみの参加でした。

私は主に中学生の子の学習支援を行いました。受験が近いということで、数学の問題集の分からない問題を一緒に考えました。
今回はいきいなり学習のほうに入ってしまい、緊張していたようなので、最初はみんなでおしゃべりなどをして、リラックスしてから、学習に入ったほうがよかったと感じました。
もっとその子自身に寄り添った支援というのをできればよかったです。

昨日、郭内公園仮設住宅の子ども支援ボランティアに参加しました。

このようなボランティアに参加するのは初めてで今回一番感じたことは、私たちは子どもと接するうえで、ただ子どもと一緒に遊び、子どものやりたいように自由にさせるのではなく、ダメなことはダメと注意したり自分で使ったものの片付けなどやらなければならないことをしっかりやらせたりするのも私たちの役目であるということです。
なんでこうしちゃダメなのかも子どもに分かりやすく言ったり、ちょっとけんかっぽくなりそうだった子どもたちのお互いのなだめ方だったり先輩の対応はさすがでした。

今日なかなか自然にできなかったのですが今後子どもと接していくなかで自然にその様な対応ができるようになりたいと思いました。

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私は今回が初めてのボランティアへの参加だった。
そのため最初は緊張していたが、遊びを通して緊張がほぐれていった。
北幹線仮設住宅は子どもが少なく、小学生が2人しかいないということで、この日集まったのもその小学生2人だけだった。学生の方が多く、もてあましている感じだったが、ジェンガや卓球、キャッチボールなどで遊ぶことで、みんなが楽しむことができたと思う。
子どもたちはとても静かな子どもたちであったが、「あれをやってみたい。」と遊びの提案をしたり、コマなどを一生懸命やったりする姿が見られ、とても素直な子どもたちであった。また、外で遊ぶことが好きなようなので、天気が良ければ外で遊ぶといいと思う。

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今回自分は、班を編成した後、初めての活動であった。
子どもがはじめ、一人もおらず、みんなで仮設をまわったのだが、人自体が少なく、自然と暗くなるようなイメージさえいだいてしまった。というのも、仮設住宅という特殊な環境がそこにいる人たちに知らず知らずのうちになにか影響を与えているのかもしれない。
初めて仮設に来たわけではないのだが、改めて仮設住宅という存在を知った気がした。

子どもと話すと、友だちがその仮設住宅内にほとんどいないらしく、いつも姉と遊んでいるようだった。
その話をしている時の寂しそうな表情がとても心に残っている。

とにかく、仮設に住んでいる子どもたちの環境の悪さというものを改めて実感した1日であった。
あんな子供の顔をもうみたくないから、複数の仮設住宅の子どもたちをどこか広いスペースに誘致して、なにかイベントをやるなどでもいい。
本当に一秒でも早い環境の改善が必要だと感じた。

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