学校支援プロジェクト遊び支援通信 No.2

コマ回しに盛り上がる子どもたち

5月28日(土)に磐梯熱海「華の湯」に、2回目の遊び支援に行ってきました。

天気も申し分なく、今日はどんな子どもたちに出会えるだろうと少しワクワクしていました。しかし、1時20分を過ぎても、子どもたちがくる気配もなく、今日は、学生だけで、コマ講座か、と心配していたら、30分ぎりぎりに「こんにちは」という声が・・・。子どもたちは走ってやってきたらしく、息を切らしていました。当日のテーマは、「回って、回って、回して」。

■参加ボランティア 学生・・・9名(4年生1名、3年生8名)

■準備

朝9時より準備と打ち合わせ。フィルムケースごまと折り紙コマの2つを柱にして、実施することに。しかし、コマは、男の子が好きな遊び。女の子が乗ってくるかどうか、また、飽きてきたら、別の遊びに変えていこう(模造紙への落書き、前回やったドッチボールをやろう)と打ち合わせ。それから、25日に開かれたボランティア学生交流会に参加していない学生ばかりだったので、生島先生に書いていただいた「こころのケアについて」をもとに、子どもの支援のあり方を解説。大学生協で食事をしたあと、会場へ移動。今回も車2台。

■参加者

最初は、小学生7名。3時ごろに幼児3名・小学生1名の合計で11名でした。

■内容

今回は、前回と全く違う子どもたち。あとで華の湯の担当の方から教えていただいたことだが、この日、川内小学校の子どもたちは、りんどう湖へハイキングにいったとのこと。そのため、子どもたちが少なかったのかな?

まず、学生と子どもたちの自己紹介。そして子どもの名札づくり、それから、フィルムケースごまづくり。子どもたちは、10分から15分くらいで製作し、こま対戦へと移りました。段ボールでフィールドをつくろうと思っていたのですが、ダンボールを忘れて作れず。食事会場であったその場所に、食事後のお皿を入れる少し大きめのプラスチックケースを発見。そこで仲居さんにお願いして2つ使わせていただくことになり、子どもたちを2つに分けて対戦することにしました。
さすがに高学年のM君は、じょうずでグループでも、全体でも長く回せて優勝。優勝メダルとして、折り紙ごまを胸にはってあげました。そのうち、学生と一対一の対戦を行い、3対0でM君の勝利。子どもたちは大いに盛り上がりました。

1時間以上たっていましたので、休憩。水分を補給。
コマの後は、コマ。岡山の松本先生に送っていただいた、「吹き上げゴマ」をプレゼントし、なかなか上に上がってこないコマに何度も何度も挑戦していました。何人かは上に上がって大喜び。

その後は、折り紙コマでした。学生の誘いにも、同級生の誘いにも、なかなか取りかかれない子どももいましたが、最後は、どうにか折り、そろりと回していました。3つの大きさのコマが色とりどりに完成しました。

そして、プレゼントタイム。今回は、前回と全く違う子どもたちだったので、またまた「ビックリ箱」。これまた人気。早速子どもたちから、「お母さんを驚かそう」と。2番目のプレゼントは、お母さんへプレゼントとして、大阪の先生たちが作ってくれた「折り紙ゴマ」。プレゼント3つ目。大阪のぶんぶんゴマ。これが一番おもしろいと、M君。低学年の子達に見せながら、机の周りを歩いていました。そして最後は、ちょっと多いかなと思いつつも、愛知のみなさんが送ってくれた缶ゴマ。この子達と次に会える保証はないので、プレゼントの大盤振る舞いを決め込みました。手渡すと、子どもたちは、早速遊び始めました。学生もなかなか回せないし、子どもたちも回せない。

そろそろ終わりの時間になっていたので、「今度、コマを持ってきて。おいちゃん(松下)が教えてあげます」と話しをして、プレゼントは終わりとなりました。子どもたちは、作ったコマともらったコマを、手からこぼれ落ちないように持ち帰っていました。

プレゼント時間が遅くなり、終わりの時間がおしてしまい、最後が尻切れトンボとなってしまいました。それに、プレゼント袋も用意することを忘れていました。
私も、何回が支援をやりながら、いろいろと反省させられています。でもそれも肥やしに、次回は、そしてまた、次回はと、次に出会う子どもたちの笑顔を想像しながら、少しずつ改善していきたいと考えています。

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