学習支援ボランティアin土湯地区(6/9)

勉強とかくれんぼ

16時10分 土湯温泉ホテル到着 会場(客室411)セッティング 準備
16時30分~18時  学習支援
18時10分  子どもたちの見送り、片づけ、撤収

【参加学生】 計4名(女性3名、男性1名)

【参加児童】 計6名(幼稚園1名、小学生5名)

家庭訪問期間中のため、参加者の子どもたちが少ないのではないかと予想して会場に向かったが、予想通りであった。

毎回参加している子どもが病気になったため、弟だけを連れて参加しに来られた保護者の方がいた。その方と少し話をしたが、こうした取り組みはいつまで続けていく予定かという質問があったため、基本的にはニーズがある限り、こちらでやるか場所が変わるかは未定だが、継続はしていく予定であることを伝えた。学生の声にもあるように、付近の借り上げ住宅に移動が始まっているが、参加したいという子どもたちがいる間は形を変えてでも継続していく意味があるだろう。

また、学生たちの中にも、一定の顔見知りの関係ができて、働きかけやすくなっていることや、宿題以外に関連する問題を出して学校での学習の補充を試みようと工夫していることなど、かかわりの中で経験や知恵を生かして自ら動き出そうとする学生も見受けられる。

こうした子どもたちや保護者のニーズをもっと的確に把握し、それらを学生たちに伝え、知らせることによって、学生たち自身が活動を工夫していくことを支援することが必要なのではないかと感じた。

6月も半ばを迎え、4年生から3年・2年生へと参加学生の層を拡大していき、これまでの一定の経験を学生間で継承していくことも早急に対応すべき課題である。

【学生の感想】

家庭訪問があったため子どもたちの帰宅時間が早く、宿題が終わっていた子どもがほとんどでした。ロビーで遊んでいた子どもたちに声をかけると、宿題終わったから行かないと言われてしまいました。前々回位から課題となっていた宿題を終えてしまった子どもへの支援をやはり考えていかないといけないと思いました。まずは来てくれた子どもを大切にし、丁寧に支援していきたいと思います。

今回は主にYuくん(小2)の支援を行いました。お話をしたり、どこかに行ってしまったりと始めるまでに時間がかかってしまったので、学習にスムーズに入っていけるように声をかけるなどして働きかけられればよかったと思います。途中に遊びが入ってしまったのですが、最後に確認として宿題と同じような問題を出すと切り替えて真剣に取り組んでくれました(まだ未習の問題だったのですが…)。脱線してしまったとしても、振り返りのような場面を作ってあげることは効果的であると感じました。

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土湯温泉の学習スペースは、遊びの場としても、勉強の場としても機能していると感じました。かくれんぼをしている一方で、宿題をしている子もいました。宿題をしている最中も、時々遊びに混ざる姿も見受けられました。遊ぶ姿はいきいきとしていて、宿題を教える際にも、いきいきとした姿を引き出せるよう、試行錯誤していきたいと思いました。

また、T君の2桁の引き算の宿題をみることができました。T君は頭を抱えるほど、分からなさに悩んでいたのですが、うまく声をかけることができませんでした。何につまずいているのか理解し、適切な言葉かけができるように取り組んでいきたいと思いました。

子どもたちの元気のありあまっている様子を見て、外でのびのびできる日がくればいいなと思いました。

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