4年生のみなさんお疲れ様でした
7月6日に、大会議室においてボランティアの交流会を兼ねた打ち合わせが行われました。
冒頭、福島大学災害ボランティアセンターからリフレッシュサマーキャンプのボランティア募集のアピールがありました。
続いて、これまで学習支援や遊び支援を行ってきた4名の4年生から、体験報告がありました。
いずれもが体験を踏まえた貴重な報告で、被災した子どもたちとつながることの大切さ、学生への期待感、活動を進める中での苦労や悩みなどが話されました。
この間、3年生は教育実習中だったこともあり、教員採用試験などの就職活動の渦中にあった4年生がボランティア活動を支えてきました。本当にお疲れ様でした。就職活動に一区切りがついたところで、後輩の活動も見てもらいたいと思います。
4名の体験発表に続いて、これまでのボランティア活動の枠組みと今後の活動について、教員の方から話されました。
これまで、土湯温泉、飯坂温泉、あづま総合体育館、ビッグパレットふくしまなどで活動が展開されてきましたが、この7月8月は多くの避難所が閉鎖され、避難者は仮設住宅や借り上げアパートなどに移ります。
ニーズがあれば今後も避難所での活動を続けますが、主軸は仮設住宅の方に移ることになります。これまでの活動を踏まえて、学習支援や遊び支援を行っていきたいと思いますが、今後はさらにNPO団体や他のボランティア団体と連携しながら、ていねいに展開していきたいと考えています。
実は、学習支援活動や遊び支援活動に参加してくれる子どもたちの背後には、学ぶ意欲や遊ぶ意欲を失った多くの子どもたちがいます。そうした子どもたちをどのように支援してゆくのかを含めて、取り組みの幅を広げていかなければならないと思います。1年生も含めてボランティアの輪をさらに広げていきましょう。
2011年7月7日