学生交流会
6月2日、3日と福島市・福島大学で「子どもと自然学会」が開催されました。この学会は学生会員が多く、今回はテーマでもある原発や放射能問題について、学生間で率直な意見交換を行いたいということで、本ボランティアからも学生に参加してもらいました。全体の学会参加者は予想の倍近くの70人に達し、1日目も2日目も会場はぎゅうぎゅう詰めでした。
2日のシンポジウムでは、学類4年生と院1年生の二人からこれまでのボランティアの報告と、そこから見えてくる子どもたちの姿が報告され、参加者から賞賛の声をいただきました。
夜は、アトマという福島市近郊のユースホステルでバーベキューに続いて、学生交流会が行われました。はじめに簡単にゲームを行い、アイスブレーキングの後、小グループ分かれ福島の学生が数名ずつ加わり、他大学の学生からの質問に答えていました。ボランティア内の交流会でもなかなか深まらない問題が、外の学生が触媒となって、かなり突っ込んだ議論ができました。
このような他大学との交流は、たんに他大学に福島の現状を理解してもらうということだけではなく、自分たちがボランティアの意味を確認したり、ボランティア自身が抱えている悩みをめいかくにする上でもとても重要な機会だと強く感じました。
参加された他大学の学生さんたちに感謝したいと思います。
2012年6月2日