仮設住宅子ども支援ボランティア(笹谷東、安達運動場他)報告

私は今回初めてボランティアに参加しました。
初めてということもあり、少し不安を抱えていましたが、しのぶ台の仮設住宅へ到着してすぐに子どもたちが元気よく遊び道具のボールを出して遊び始めていて、そのパワフルさに驚かされました。
仮説にいた子どものたちは男の子がほとんどで、女の子は一人だけと少なかったです。
その女の子(Aちゃん)と一緒にいて、最初は話しかけても返ってくる言葉数が少なかったのですが、ビーズでブレスレット作り、お絵かき、折り紙…と様々な遊びをしているうちに、言葉数が多くなり、自分から話しかけてきてくれるようになりました。
話しかけてきてくれるようになった変化自体もうれしかったのですが、その変化から、学生が一緒にいること、遊ぶことで何かしらの意味があるのではないかと感じました。
また、子どもたちの多くが3DSをもっていて、ゲームで遊んでいる子も多かったのですが、Aちゃんが3DSを使ってみんなで記念写真をとりたいと言ってきたのが印象的でした。
そこで、全員に呼びかけて撮ることにしたのですが、いざ撮るとなると最初は乗り気ではなかった男の子たちも自分のDSを使って撮り始めていました。
考えすぎかもしれませんが、記念写真を撮りたいといったAちゃんやあとから撮り始めた男の子たちをみて、子どもたちの中で形にのこしたいという気持ちがあるのかな、と考えてしまいました。
男の子と女の子が分かれて遊んでいるように感じたのですが、学生2人と子ども4~5人でかくれんぼをしたら男の子も女の子も一緒に予想以上に子どもたちが喜んで楽しそうに遊んでいて、道具がなくてもこんなにも楽しんでもらうことができるんだなと感じました。
片付けをしているときにAちゃんが「もっと遊びたい」「また来てね」といってくれたのがとてもうれしく、短い時間で多くのことを感じることができたので、ぜひまた参加したいと思います。

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私は今回、しのぶ台の仮設住宅に行きました。
集まった子どもは、小学2年から6年までの男女合わせて8人でした。(男子7人、女子1人)
みんな元気が有り余っている感じで、学生を殴る蹴るといった行動が多く目につきました。
また、ボールやおもちゃ、座布団など投げられるものはとにかく人に投げつける、投げながらおいかっけこをするということを多くの子がやっていたように思います。
ある程度子どもの遊びに合わせることももちろん大切ではあるが、同時に子どもの安全を考えることも必要なことだと思います。
今回も学生が注意することがありましたが、あまりにもエスカレートした行動は適切に注意していくことが求められると感じました。
今回は、悪天候ということもあり外で遊べず狭い空間での遊びとなったので、子ども達も思いっきり遊びきれない部分もあったように感じます。次回からは、外で思いっきり遊ぶことができればいいなと思います。

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郡山市・富田

初めのうちは,子どもが会場に集まっていなかったため,ボランティア同士で,遊び道具でどのような遊び方を行えるのかを確かめました。
私にとって難しい遊び方をこなしている学生がいたので,私もできるようにしようと思いました。
部屋に来た後,ある学生を見つけると,すぐに跳びつく子どもの姿を見て,遊びたいという思いをぶつけているように感じました。
学生が子どもの言動に一つひとつ応えようとしていたので,その子どもがその学生ともっと関わろうとしていたようでした。

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10月1日に二本松、22日に郡山にて子ども支援ボランティアに参加した。
二本松においては子どもが2人、郡山では子どもが1人しか集まらず、各仮設住宅におけるニーズを調べた上での活動が必要だと思った。
また、22日はその地区で花火大会や運動会があったと聞いたので、そうした情報をあらかじめ聞いておく必要性を感じた。
私が行った2回のボランティアで関わった子どもたちは、みんな何かしらの障害を持っていた。そのためか、興味の対象が次から次へと変わり、多くのおもちゃを使って遊んだ。人懐っこくて、スキンシップをたくさん求めてきて、それに応えるととても喜んでくれて、一緒に遊んだ私たちのほうが元気をもらった。
帰り際に「寂しい」と泣いてくれた子もいて、継続的に活動を行うことが大切だと感じた。
また2か所の仮設住宅を訪れて、場所によって設備などの格差を感じた。
絵本やおもちゃがたくさん揃っている集会所と、布巾すらない集会所があり、住んでいる方々が有効に集会所を使えるように、必要なものを聞いたりすることもボランティアには必要だと感じた。

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私は今回、初めて仮設住宅ボランティアに参加した。
以前に避難所のボランティアには参加したことはあったが、仮設住宅というのは初めての体験であった。この日はあいにくの天候だったため、集会所のようなプレハブ小屋で遊びをする事になった。
子ども達はパワフルであった。それはある意味ストレスを発散しているかのようにも見えた。口が悪かったり、すぐ大声をだしたり、手が出たりする。
しかし私はそれを頭ごなしに制止しようとは思えなかった。もちろん他の子どもにけがをさせる恐れがある場合は止めたが、まずはどうやったらこの子達に寄り添い、共に楽しい時間を過ごせるのかということを第一に考えていた。

今回特に考えたのは、環境の設定である。
天候が雨だったため外で遊ぶことが出来ず、一部屋ですべての遊びをしなければならなかった。
もし晴れていたとしても、地面は砂利で、ボールゲームや鬼ごっこを出来るような広場は近くにはない。
体育館も有料であり、なかなか場所の確保が難しい様子であった。
加えてこれからは冬になり、外で遊ぶのが難しい状況が多々起こるだろう。その中でどのように子ども達一人ひとりの思いに沿った遊びが実現できるのか、考えていかなければならないと感じた。
子ども達の笑顔を見ていると、とても安心することが出来た。
ストレスを抱えているのは子ども達だけではない、きっと誰もがなにかしら不安な思いを感じて過ごしているのだと思う。
その思いは知らぬ間に蓄積されていき、ひょんなことから爆発してしまうことだってある。
そんなとき、子ども達の笑顔に励まされるのはきっと私達だけではないだろう。
私はこの子どもへの支援を通して、仮設住宅に住まわれている皆さんの支援になれるのではないかなと感じた。今日の活動をふまえ、反省して次回に生かしていきたい。

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今回、私は初めて子ども支援ボランティアに参加し、しのぶ台の仮設住宅に行きました。
雨が降っていたため、集会所での活動になりました。
私以外も今回が初めての参加という学生が多く、初めはどう遊べばいいか戸惑いました。しかしすぐに打ち解け、楽しく遊ぶことが出来ました。
私は、男の子3人とボールの当てあいっこをしました。始めはふざけあうような感じでしたが、徐々に部屋の隅にあった座布団を投げ出したり、近距離で顔に向かってボールを投げてきたり、頭を叩いたりなどエスカレートしていきました。
さすがに危ないと思い何度か注意しましたが、笑いながら走り回って逃げ、聞こうともしませんでした。
子どもたちは楽しそうに遊んでいたのでよかったですが、けが人が出てしまってからでは遅いので、もう少しきちんと言い聞かせるべきだったと反省しています。乱暴なことは学生にしかやらないので、「かまってほしい」「気を引きたい」という気持ちの表れだったのかなとも思いました。
子どもたちは想像以上にパワフルで元気で、逆に私が元気をもらいました。これからも積極的に参加して、子どもたちと関わっていきたいと思いました。

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郡山の仮設住宅へボランティアに行きましたが、4時近くなってやっと一人来ただけでした。
その一人は知的障害を持っている方で、「働いている」と言っていたのでおそらく私たち学生とあまり変わらない(もしかしたら年上)方でした。
この日は小学校の運動会や祭りと重なっていたらしく住宅を歩いて回ってもあまり子どもを見かけないという状態でした。日程が合わなかったり、住民への認知がまだ不十分なのだと思います。
ボランティアが行われた集会所は本屋おもちゃが充実して、平日は児童クラブとして使われているということでした。
休日は家族で過ごしたり出かけたりする家庭も多いのではないかと考えると、平日の支援の必要性も視野に入れたほうがいいのではないかと思いました。

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