仮設住宅ボランティア活動報告

【Cグループ】

初めて行く場所だったが15~20人の子どもが来た。3歳~中3の子どもたちが来ていて、男子が多かった。
兄弟がいるという子も多く、子ども同士のつながりが思っていたよりもできているように感じた。
宿題をする子や勉強をする子がいて、部屋を分けて勉強できるようにした。
宿題を持ってきている子がいたので、最初に「宿題こっちでやるよ」などと声をかけて宿題を終わらせてから遊ぶというリズムができたらいいなと思った。
粘土や折り紙、ビーズなどに熱中する子が多かったので何かを作る活動がしたいと思った。走ったり学生にとびのったりする子も多かったので体全体を使うあそびも有効だと思う。

アスペルガーの特徴を持つ子が2人いて何度かパニックになってしまうことがあった。参加学生が全体を見ることができていなかったことが反省点であると思う。
子どもたち全員が楽しめるように、他の子どもと上手く関われない子を援助してあげたり、全員が友だちになれるような遊びを取り入れたりしたいと思った。
「また来てね」「次も来る?」と言っていたので楽しんでくれたんだなあと感じて嬉しかった。
今回の様子をグループで共有して、次回また子どもに楽しんでもらえるような活動をしたい。

【Eグループ】

私は週一回子供たちに勉強を教えたり遊んだりしているが,その子供たちとはあまり変わらないと思った。
しかし遊びながら時間が経つにつれ思い思いに行動するようになった.
例えば,丘の上に登ったり,田んぼのほうに走って行ったりした.
これを見て子供たちが放射能の影響で遊びづらくなってしまっている感じ,同時に子供たちが勝手に道路に飛び出しては危ないので遊ぶ前にそれを利用して楽しくなるような遊びを考える必要があると感じた.
さらに仮設住宅にいる子供たちの年齢はばらばらだったので,年齢によって子供たちのやりたい遊びが変わってしまいみんなで遊ぶことが難しく,残念だが拗ねてしまう子供もいた.
よって年齢が少し離れていても遊びやすい,安全な遊びを考える必要もあると感じた.

【Gグループ】

Gグループは主に学習支援だったので、そちらについて報告します。
学習にきた子どもは中学3年生の女の子2人でした。活動は集中して行っていたのでよかったと思います。
ただ、子どもはたくさんいるようなのですが、あまり来なかったので、集会所のカーテンを開けるなどしてもっと入ってきやすい環境にした方がいいと感じました。
また、MPIの方は14時くらいに来るのですが、私たちは13時半くらいにはいるので、子どもが来なくても14時過ぎまでは集会所に誰かがいる状態にしておいた方がいいと思いました。

【Hグループ】

集会所に着くと子どもたちはもうすでに待っていて、学生が姿を見せると「あー!来た。」と言って寄ってきた。
小学校3年生2人、4年生1人、6年生1人であった。アートバルーンや、粘土、100円ショップで売っている紙飛行機のキットなどを使い遊んだ。
またバドミントン、フリスビー、キャッチボール等外で体を動かして遊ぶことをとても楽しそうにやっていた。
自分でゲームを持ってきてい子どもはそれをやっていた。遊びに誘いかけても断ることが多かった。
子ども同士でけんかのようになってしまうこともあったが、みんなで外でドッジボールをやったりして遊ぶこともできた。
時間がきて終了になってもずっと学生のそばを離れずいろいろな話をしたり、学生にちょっかいをかけて帰ろうとせず、バスが来る15分くらいまでいた子どももいた。
普段大人に十分に話を聞いてもらえていなかったり、遊び足りていなかったりしているのだと感じた。

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