学習支援ボランティアin土湯地区(@土湯温泉ホテル)

漢字の指導は……?

【活動の概要】

16時20分 土湯温泉ホテル到着 会場(客室411)セッティング 準備
16時30分~18時15分  学習支援
18時20分  子どもたちの見送り、片づけ、撤収

【参加学生・院生】

 
計2名(女性2名)

【参加児童】

計6名(小学生5名・幼稚園児1名)(男子3名、女子3名)

【参加学生による活動報告ならびに感想】

今回は、YさんとSさんの漢字ドリルの宿題をみることができました。

二人は学習室に来るとすぐ、宿題に取りかかる習慣がついていました。また、二人の宿題を解く姿勢が異なることが分かりました。Sさんは、分からない漢字があると前のページを振り返って、確実に回答を埋めていました。一方、Yさんは、自分の力で最後まで解いていきたいようでした。

また、漢字の指導について考えました。漢字の「書き」は、「その次の学年が終わるまでに書けるようにする」ことが求められています。何度も目にしたり、書いたりする間に定着させるということだと思います。ゆとりをもって漢字指導に取り組んでいきたいと思いました。
今回、Yさんに漢字の間違いを強く指摘してしまい、悲しい思いをさせてしまいました。Yさんの宿題に取り組む姿勢やがんばりを尊重して、言葉を選ぶ必要があったのでは、と思いました。

漢字の宿題をもっと楽しくできないものか。分からない漢字につまずいた時にどのようにヒントを出すといいのか。など、多くの宿題を今回ももらいました。また、学習室が子どもたちにとって、気持ちよく勉強に取り組めて、思いきり遊べる空間になってほしいと思います。

来週も参加したいです。よろしくお願いします。

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土湯温泉での活動は初めてでしたが、子どもたちから積極的に関わってくれたので、とても助かりました。

今回は、主に小学生の男の子と関わっていたのですが、宿題が終わった子が、まだ宿題が終わっていない子の隣で遊び始めてしまい、後者が宿題に集中できないという場面や、遊ぶ際に騒がしくなってしまって女の子たちをイライラさせてしまう場面も見られました。
そのため、支援者として、遊ぶ場所と勉強をする場所を離したり、周りの様子を考えて遊ぶなどの配慮が必要だったと思います。

今後は、子どもたち一人ひとりの学習のペースを考えながら、支援のあり方を考えていきたいと思います。

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【引率教員による活動報告ならびに感想】

関東圏の教員採用試験直前の木曜日という条件から、参加学生の確保に苦労したが、2名の学生がなんとか5名の児童に丁寧にかかわっていた。宿題を進めたい児童と、宿題を終えて、こちらが準備をしている道具で遊びたい児童とがいるなかで、2名の学生が対応するのは苦労したと思うが、私も含めできる限り、子どもたちの90分間のここでの過ごし方に工夫をしながら対応できるように努めた。

保護者の方と子どもたちからは、夏休みも継続してもらえるのかという問い合わせがあった。

木曜日については、8月1週目までは引き続き継続する「予定」であることを伝えた。今日のように4年生の参加学生が採用試験の準備で参加できなくなることが7月中下旬にかけて予想されるが、他学年や院生など早めに参加者を確保して、子どもたちのニーズに対応できるようにしたいと考える。

夏休み中の活動形態や場所等については、まだ学類運営委員会での検討、調整作業を待つことになるため、流動的要素も多いが、参加を希望している子どもたちからも今後の希望や予定を情報収集しながら、残り4~5週間のなかで次の活動への移行を丁寧に行っていきたい。

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