教職実践専攻(教職大学院) 「マネジメント経験を積みながら省察する実践力」「高度な授業力」「アクティブな理論的探究力」「新たな教職への自覚と強い責任感」を持ち、理想とする教員像と自らの役割を常に問い続け、教育課程を含む学校のマネジメント経験を積みながら教師力を向上させていく<教員のミドル・リーダー>の養成を目指します。 地域文化創造専攻 諸文化を構成する専門的学問分野における研究・実践力を形成するとともに、地域支援に必要なコーディネート力及び人材育成力をあわせもつ〈地域支援エキスパート〉の養成を目指します。加えて、学校教育の教科内容と教科教育法を中心とした研究を行い、教員としての指導力の向上に結びつけます。 学校臨床心理専攻 臨床心理学及び学校福祉の臨床的な実践研究に基づき、様々な課題を抱える子ども・青年やその家族に対応する効果的な指導・援助・支援を行う〈発達支援エキスパート〉の養成を目指します。
教職実践専攻のカリキュラムは、「共通5領域」「選択領域」「学校における実習領域」「プロジェクト研究領域」に分かれています。これらに加えて、理論と実践の往還を進める場であるラウンドテーブル(年2回開催の実践報告会)に年2回参加し、教育実践の報告をします。 地域文化創造専攻のカリキュラムは、「課題研究」を軸とした「専門探究力」に加え、「コーディネート力」や「人材育成力」を育成するための「専攻共通科目」、「領域間連携科目」、「専門演習」、また必要に応じて「実践研究」、「プロジェクト実践研究Ⅰ・Ⅱ」を修了研究に結びつけることができます。 学校臨床心理専攻のカリキュラムは、履修体系を重視し、授業科目を「基礎論」「方法論」「実践論」の三つの区分に分けています。
大学院での研究をしながら、必要な場合、学類の科目を履修することができます(半期で大学院の受講科目と合わせて24単位まで)。これにより学士課程で取得できなかった必要な教員免許状などの資格を取得することが可能です(地域文化創造専攻のみ)。 ただし、大学院での研究計画、既取得単位や既取得免許状、学士課程の課程認定の種類などによって条件が異なり、また教育実習などに条件があるので、取得を希望する場合は、あらかじめ問い合わせをしてください。
地域文化創造専攻では、修了研究の形式を修士論文以外に修了演奏や修了制作、プロジェクト研究も選択することができます。学生は、自らの興味関心や将来の進路の希望に即して、修了研究の形式を選択し、研究指導教員の指導のもとで、修士レベルの研究を計画的に進めていきます。(各領域により異なります)
地域文化創造専攻では、修了研究は主指導教員と副指導教員の複数指導体制で研究を進めます。教職実践専攻(教職大学院)では、研究指導教員を複数名配置し、チームで指導にあたります。
学校臨床心理専攻では、現職に就いたまま学ぶことができるよう、昼夜開講制や長期履修制度による4年までの長期履修に対応しています。