大学院

教職実践専攻(教職大学院)

 本専攻では,「マネジメント経験を積みながら省察する実践力」「高度な授業力」「アクティブな理論的探究力」「新たな教職への自覚と強い責任感」の4つの資質・能力の育成をめざします。
 そのため,福島県教育委員会と連携しながら福島県の教育課題を共有し,いま学校現場にある課題解決を図るべく,現状を的確に把握して福島の未来を創造する独自の教育を創出します。  自分の理想とする教員像と役割に応える3つのコースで,それぞれのカリキュラムにおいて,教育課程を含む学校のマネジメント経験を積みながら教師力を向上させて,福島県の教育を牽引する「ミドル・リーダー(次のミドル・リーダー,次世代のミドル・リーダーを含む)」の養成をめざします。
 教育に関する理論と学校現場における教育実践とを往還させる仕組みとして,「学校における実習」ではカンファレンス(月1回)を,「プロジェクト研究」ではラウンド・テーブル(教育実践報告会)(年2回)を実施し,自らの実践を省察し,次の実践へステップアップする力を育成し,学校改革・授業改善に結びつく実践的研究能力の向上を図ります。

ミドル・リーダー養成コース

 現職教員のみを対象とし,授業力や生徒指導力などの自らの教育実践力をもとにマネジメント経験を積み,学期や年間を通しての学年,学校レベルの課題に対応する力を身につけて,学年,学校経営課題への対応力を磨きます。

教育実践高度化コース

若手現職教員で様々な実践課題が見え始めた方や,多様な現職教員と交流することを通じて教育実践の課題を総体として理解し,学校教員となりたい学部新卒学生を対象とし,授業力など基盤となる教育実践力を磨きます。

特別支援教育高度化コース

障害の重度化・重複化・多様化に対応できる専門性の高い特別支援学校教員を目指す現職教員,学部新卒学生を対象とし,高度な教育実践力や学校マネジメント力を磨きます。