〈未来のたね〉クリスマスパーティ報告

Merry Xmas!

12月17日土曜日、子ども支援ボランティアによる〈未来のたね〉クリスマスパーティが開催されました。

元々は各避難所ごとに実施する発想で計画し始めたのですが、進行するうちに福島大学を会場にして一極集中する方がバラバラになっている子どもたちが再開する機会を提供できるし、ボランティア学生の力を集中できるのではないかと言うことで、福島大学を会場にすることにしました。
実行院長、副実行委員長、会場係、レク係、食事係、プレゼント係、受付係、記録係などに別れて、それぞれ、わずか2週間という短い期間の中で準備を完了させました。

各避難所で学生たちのボランティアのおりに案内をし、参加者を募ってきました。最終的に参加する子どもたちは60名、親御さんは10名、学生が55名、教員やNPOスタッフが15名と、総勢150名と、大きなパーティとなりました。

前日の午後から会場準備に入り、様々な装飾が施され、クリスマスツリーやイルミネーションにも抜かりがありません。

そして17日本番当日。一面雪で真っ白な中、朝8時に学生は集合して、準備に入ります。
風船にガスを入れて、子どもたちをバスで迎えに行く学生も出発しました。
ステージには大きな大事が掲げられました。司会の二人のリハーサルにも余念がありません。
10時30分ぐらいにはもう新聞記者も会場に現れ、取材を始めていました。定例記者会見の効果が現れたようです。

10時40分、福島方面のバスが到着しました。元気な子どもたちが受付を済ませ、顔見知りの学生たちが子どもたちをエスコートし、テーブルに着きます。
会場の充実の度合いにしても、学生たちの動きにしても、やはり大学で行ったことは十分に意味があったと感じました。
まもなく二本松・本宮方面からのバスも到着し、もっとも多数の参加者を出してくれた安達運動場の子どもたちも会場へ。
再開を喜ぶ子どもたちも見られます。

もう既に十分賑やかになっていた11時には、トナカイとサンタの二人の司会でパーティが始まります。 
新聞社もかなり集まり、学生や教員がずっと取材を受けています。どの新聞記者も学生たちの動きや充実したパーティに驚いていたようです。

12時過ぎよりビンゴ大会も始まり、たくさんの景品を子どもたちは受け取り喜んでいました。そしてメインイベントの参加の登場となり、ネタを披露しながら、すべての子どもたちにプレゼントを手渡しました。

楽しかった時間はあっという間に過ぎ去り、最後に「I love you & I need you ふくしま』をみんなで歌い、感動の中でお開きとなりました。

みんなで写真も撮影しました。
本当に華やかで楽しいクリスマスパーティとなりました。
さて、4月26日から始めた子ども支援ボランティアの2011年内の活動はこれで終わりです。
新年もよろしくお願いいたします。

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