卒業生へのメッセージ
3月25日から、いわき海浜自然の家でOECD東北スクールが始まりました。これは、被災地の中学生、高校生約100人を、3年間かけて地域復興のリーダーとして育て上げるというプロジェクトで、最終ゴールはパリで東北の魅力を世界にアピールするというものです。
OECDと文部科学省、福島大学、そして関係自治体と協力して作り上げたスクールで、講師陣も国内外の超一流の方々がそろいます。その中のお一人に池上氏もいらしたので、ワークショップの打ち合わせでお話しできたのをきっかけに、「福島大学のボランティアを一生懸命やってくれた卒業生にメッセージをいただけませんか?」と図々しくお願いしたところ、快諾をいただき、その場でiPadで撮影させていただきました。
「卒業といってもそれはあくまでも大学からの卒業であり、ボランティアを通して大きな宿題をもらったのであり社会の中でさらに学び続けてほしい」という、勇気づけられる内容でした。
このメッセージは、卒業記念パーティーの最後にサプライズで披露され、卒業生達から驚きの声が上がりました。
ありがとうございました。
2012年3月26日