芸術文化クラスは、音楽や美術の表現技術や理論を獲得する芸術の薫り高いクラスです。ここでは、芸術表現者を育てるだけでなく、音楽や美術の教員、さらにはアートコーディネーターといった「芸術」の力を地域で生かせる人材も育成します。皆さんはすでにご覧になったかも知れませんが、学内にある絵画や彫刻は、このクラスの教員や学生の作品がほとんどで、在学生を毎日応援してくれています。
この授業では、ピアノ演奏のための基本的な技術を学びながら、楽曲を仕上げていきます。また、連弾などのアンサンブル、伴奏法、鍵盤楽器の歴史などについてもとりあげながら、楽曲の解釈研究やピアノによる演奏表現を深めていきます。
声楽では、1年次にはイタリア歌曲、2年次にはドイツ歌曲を教材として、声楽の名曲に触れ音楽の視野を広げるとともに、教員採用試験にも対応します。グループ・レッスンでは限られた時間の中で可能な限り発声・発音の指導をしますので、全くの初心者でも安心して受講してください。ゼミを選択した場合、オペラのアリアなどより高度な曲を教材としたレッスンをします。条件が許せば、重唱なども勉強してもらいたいと思います。
「絵画Ⅰ」の水彩画に続き、この講義では油彩画を中心に学んでいきます。油彩絵具を扱ったことのない初心者でも受講できます。授業では自身の好きな作品を選択して、古典から現代までの幅広い〈絵・画〉技術を身につけるとともに、絵画制作者の「ものの見方」や制作学的な見解を研究していきます。ゼミを選択した場合は、より高度な絵画(テンペラ等の混合技法)についても学んでいきます。
学校教員(小学校、中学校、高等学校)、印刷出版関係、広告代理店、内装関連会社、音楽教室講師、音楽サークル指導者、美術家、イベント企画、舞台美術、劇版・コマーシャル制作者 など