学類長挨拶

入学時から専門のコースへ
  主体的に柔軟な学習を
人間発達文化学類長 朝賀 俊彦 教授

 人間発達文化学類は、学生の皆さんが自ら選んだ専門分野について、より深く学ぶことができるように、現在の3専攻という構成を29年度から7つのコースに改編しました。入学の時点から各コースに所属することにより、各分野における専門的な学びをこれまで以上に深めるとともに、その専門的な学びを軸として、一人ひとりの興味や関心、希望する進路などに応じて、主体的に柔軟な学習を行うことができます。
 さらに、これまで重視してきた地域での実践をさらに充実させます。課題解決のための具体的な取り組みとして、子どもたちや地域の方々とふれあいながら、それぞれの学びの成果を現実の社会に応用する力を養います。

人間発達文化学類の特色

多様な専門領域における主体的な学び

 本学類は、学生が、自らの興味・関心や問題意識、希望する進路などに基づいて、人文、社会、数理の諸科学、芸術、スポーツの豊富な専門領域の中から学びのテーマを選び、主体的に学びを構築することができる柔軟性の高いカリキュラムを採用しています。この主体的な学びは、学びの体系性を保証するための「推奨プログラム」や、学びの道筋を確認するための「学習ポートフォリオ」を活用しながら、様々な局面での意思決定に際して「アドバイザー教員」からの助言指導を受けることにより手厚くサポートされています。

経験を通じた実践的な学び

 専門分野での学びを実社会の中で活かすためには、各分野の理論を具体的な経験の中で応用する方法を身につけることが欠かせません。そのため、本学類では多くの授業において、実践を通しての学びを重視しています。例えば「実践実習科目」と呼ばれる科目群では、学生たちは、小中学生との交流事業の企画・運営を行い、学校や地域の中で子どもたちや様々な立場の人たちと接する中で、自らの学びの課題と取り組みながら、理論を現実に適用する方法を学んでいます。このような実践的な学びの場は、授業以外の活動にも広がっており、震災後の様々な教育復興支援活動や、学校ボランティアなどの学習支援活動に多くの学生が参加する姿とその成長ぶりを、私たちは目の当たりにしてきました。

未来に開かれた学び

 多様化・複雑化が進むこれからの社会の中では、人間の発達や社会の創造に寄与するためのあり方も大きく変化していくことが予想されます。本学類における主体的で実践的な学びは、そのような社会の中で、これまでに経験のない新たな課題に取り組んでいく際に、必ず大きな意味を持つことになるはずです。学生の皆さんが、想像の翼を広げて、これから作り上げていく未来に開かれたものとして、その学びを深めていくことができるように、ともに学んでいきたいと思います。