専攻の紹介

特別支援クラス

~集まれ!! 子ども一人一人の違いを認め合い、支援できる人!~

156特別支援クラスでは知的障害児を主とした障害のある子どもや、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、自閉性障害等の発達障害のある子どもたちを理解し支援するために、教育学・心理学・医学の分野から学んでいきます。なお、幼稚園、小学校、中・高等学校の基礎免許状の取得見込み者で、このクラスで開設される特別支援教育専門科目から所定の単位を修得すれば、特別支援学校教諭一種免許状の取得が可能です。

特徴的な授業

特別支援教育概論

IMG_3609特別な教育的支援を必要とする知的障害を始めとする障害のある子どもや学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、自閉性障害等の発達に障害のある子どもたちについて、その基本的な理解と教育の現状及び制度について学びます。特別支援教育の歴史、教育制度、教育原理等についてビデオや親の手記・新聞記事等の様々な資料を使って特別支援教育の基本的事項について学びます。

重複障害・軽度発達障害教育総論

知的障害,学習障害,注意欠陥/多動性障害,広汎性発達障害の医学的な診断基準や,それら障害の基礎にある脳機能障害について学びます。各障害がもつ認知や行動の特性を理解したうえで,その評価方法や医学的な対処やリハビリ,治療教育について学びます。

知的障害者の行動観察とアセスメント

IMG_3599知的障害を中心とする教育的ニーズの必要な子ども達の行動を理解し、適切な支援方法を検討するために、行動観察やアセスメント法の基礎を、実技や心理実験を通して実践的に学びます。また、特別支援学校を訪問し、子ども達の学びの様子を参観するなかで理解を深めていきます。

卒業後の進路

  • 特別支援学校:卒業生の多くは、福島県内はもとより全国の特別支援学校(盲学校・聾学校・養護学校を含む)において、障害のある子どもたちの支援を目指した教員となって活躍しています。
  • 小学校・中学校・高等学校:特別支援学級や通常学級において、個々の児童生徒のニーズに応じた支援ができる教員をめざして活躍しています。
  • その他:特別支援教育を学んで得た知識と経験を生かして、公務員として、あるいは民間企業(例えば、社会福祉施設、福祉関連企業、金融保険、冠婚葬祭、鉄道運輸業等の幅広い分野)で活躍しています。

ゼミの紹介

高橋ゼミ(障害児教育学)

IMG_3623高橋ゼミでは特別支援教育について教育学的観点から調査質問紙調査や実地調査など、様々な手法で研究を行っています。3年次後期(6セメ)から始まるゼミでは、研究テーマを決める土台として先行研究の追試や研究室の研究補助を通して研究手法を身につけます。4年次に入ると各々のテーマに基づく研究を進めると共に、各自の研究成果を発表し、お互いに活発な意見交換を行い研究を深めて卒業論文を書き上げます。卒業論文に必要な科学的、批判的思考は教員や社会人として、社会に出てから必ず役に立つことでしょう。

内田ゼミ(障害児病理学)
内田が精神科医であることから、発達障害児、肢体不自由児、病弱児の精神医療的な関わりに興味を持つ学生が多いです。ひきこもり、自殺、いじめ等の社会問題行動との関連も大きな柱です。なぜ自分がこのテーマの研究をするのかという原点に立って、自分自身の感覚、体験を科学的に扱うことを目指します。現場での研修の機会を大切にします。
鶴巻ゼミ(障害児心理学)

IMG_3605私たちのゼミは、卒業研究基礎演習(3年次後期)や卒業研究演習Ⅰ・Ⅱ(4年次前期・後期)において、お互いに意見を交換できる場として理論的に追究し、自分の知識を深めていくものです。また、卒業研究の一環として、障害のある子ども達を対象とした教育相談活動を行っています。その子ども達の活動範囲や生活範囲を広くしようと考えながら、子どものニーズに合った活動を見つけ出していくことは楽しく、そして私たちの将来に役立つ経験です。

教員紹介

氏名研究内容
高橋 純一 障害児教育学・特別支援教育 障害児教育制度の調査研究、障害児における教育評価研究
内田 千代子 障害児病理学・引きこもり、自殺、いじめなど生徒の問題行動と発達障害、不安障害などの精神医学的研究
鶴巻 正子 障害児心理学・特別支援教育 発達障害児の読字・書字への支援